プリンセス・トヨトミ原作ファンの一人として

※ネタばれになるかも知れませんので、映画を観られた方のみ読んでみてくださいませ。また、あくまで原作ファンの一人としての感想なので、お手柔らかにお読み下さいまし・゜゚(>ω<。人)(関係者の方、本当にすみません。謝るくらいやったら、書くなよと思いますが、自分に正直に生きることが一番難しいですね_○/|_)

今日、話題の映画「プリンセス・トヨトミ」を観に行った。
面白かったとブログで書こうと思っていたけど、
8時間悩んだ挙げ句、
面白かったけどやっぱり本当に思った感想を書くことにした。
映画化されると知った数ヶ月前からほんまに楽しみにしていたので、
がっかりしたことも大きいけど。
(早く書かないと感想忘れちゃいそうだし。)

面白かったけど(クドい?)脚本家の方のイメージと私のイメージにズレがあったようで、原作ファンの一人としては残念な気分になりました。

鳥居さんの男女逆転はなくても良かったような気が…。
原作通り、女は大阪国について知らん設定の方が良かった気がしました。(小さい頃から思っていたけど、大阪の男の子は男の子同士で何かコソコソ面白いことを企むときは女の子をのけ者にしてた記憶が強く残ってる。いっつも何してんのかなと思ってたよ。大阪の男の子だけではないと思うけど。)

原作のエピソードで映画に入れておいてほしかったシーンが特に3カ所あったので、書きますね。
1.大輔の「お父ちゃんの話を聞け」の台詞は聞きたかった。
子が父の覚悟を知って、大阪国を知るから。
真田家の息子は特に重要なポジションにいてることも説明があったら、良かったかなと思う。
2.茶子が実はいつも一人ぼっちと思っていたけど、叔母にめっちゃくちゃ怒られて、こんなに心配してくれる人がいててくれてたんやとしみじみ思ったと大輔に告白したら、大輔が「茶子はたくさんの人に大事にされてんで」「茶子が想像できへんくらいくらい、いっぱいの人に」の台詞も説得力のある台詞になったと思う。
3.旭の大阪弁。特に最後らへんでジャージ姿と眼鏡姿で話すシーンは見たかったな。大輔と大阪の女同士として語り合うシーンはこれもまた見たかった。
余談だけど「さようならプリンセス」の台詞も脚本にはなかったらしい。万城目さんが好きなシーンがそれと知って、監督がそれに応えてくれたそうだけど…。ほんまにそうなん?!

監督、俳優陣については良かったと思うけど、
中井さんと堤さんの役が逆でも面白そうかもとちょっと思いました。
鳥居さんの男女逆転はなくても良かったかもと書きましたけど、綾瀬さんはほんまに可愛かった。「どつくの…?!」シーンは面白かったです。(私は綾瀬はるかさんファンでもあります。)
う〜ん、難しいな。脚本家って大変ですね。好き勝手感想書いてしまって、すみませんヽ(´Д`;)ノ
(映画館へはまた観に行くつもりなんで、それに映画がDVD化されたら買いますから!)

この作品はぜひ、ドラマ化してほしい。
その時はぜひ、鳥居さん役に爆笑問題の田中さんを、旭役に川原亜矢子さんを、竹子役に未知やすえさんをご検討くださいませ。

長文にお付き合いくださいまして、ありがとうございます。(*´∀`人)
監督&脚本家のゴールデンコンビの次回作に期待を込めながら。o(`д´ 。)