[みすてりーだいありー館シリーズ①十角館の殺人

本当は海外作品にベスト100なる作品から読んで、日本国内作家さんの
ミステリー小説を読もうと思ってたのに、綾辻行人さんの館シリーズに手をつけてしまった!

営業中に仲の良い書店さん(彼女の推薦書にはずれなし!)のフェアにたまたま
十角館の殺人』(新装版)があり、綾辻さんのトーク会も聞いていて、興味が湧いていた。
世の中タイミングですね。

もう20数年前の話なのにあまり時代を感じなかった。
(何となく学生アリスシリーズに雰囲気が似てた。この感じはもっと正確に把握しておきたいな。
今は曖昧ですみません。)
犯人の動機に共感できなかったのが、ちょっと残念。(私自身、犯人の動機にそれは仕方ないよね的なものを求めていたのかしら?)

彼女の死も彼女自信が注意していたらおそらく防げていたはず。
心臓の弱い、お酒を飲んだらひょっとして死んでしまうかもしれない体質の女性が3次会までお酒をつき合うか〜というのが、そもそも疑問。自分のことは自分で守るよね、きっと。あと、彼氏、体質のこと知っておきながら先に帰るなよ〜!連れて帰ってあげて〜!!
そうしたらこの惨劇自体起きていないから、話にならないから、却下。

犯人の動機は、八つ当たりにしか感じなくて、あなたにだって少しは責任はあったんじゃあなか?だからまわりに八つ当たりして、自分の良い訳を作っていたね。
とかなんだかんだと言って怒っていたわりに楽しんで読破できた。読んでるときは怒っていましたが、読み終わったら面白かった〜!、ですっきり。犯人意外すぎ!トリック全然わかんなかったし。。
ミステリー小説をよんで、結構本気でむかつかされたので、きっとわざとかも。
してやられた感じです。

次は『水車館の殺人」だ〜!